企業市民(コーポレート・シチズンシップ)

企業が積極的に社会における役割を果すことが求められていること。

意味

1980年代から90年代にかけてメセナやフィランソロピーなどと呼ばれる企業の社会的活動、つまり文化、芸術に対する支援活動や、地域社会への貢献活動および、グローバリゼーションにともなう国際貢献活動など、これまでの社会責任の考え方とは異なった企業の新たな社会的活動が注目を集めるようになってきた。つまり企業が社会の一員として、本来の企業活動とは別に、社会をよりよいものとするべくその企業にふさわしい貢献をすることが要請されているということである。この考え方が「企業市民(コーポレート・シチズン)」という概念で議論されている。

英語

Corporate citizenship

豆知識

Corporate は「組織」という意味です。

Citizen は「市民」という意味。時計で有名な「CITIZEN-シチズン時計株式会社」のシチズンですね。ちなみに、1918年(大正7年)創立した「尚工舎時計研究所」がシチズンの前身で、1924年(大正13年)に「CITIZEN」の名で懐中時計を発売します。この「シチズン」の名前は、英語の「citizen(市民、国民)」から、市民に愛され親しまれるようにとの思いを込めて命名されています。

ship は「~という立場」という意味です。他のわかりやすいシップの例だと「スポーツマンシップ」の、同じようにスポーツマンという立場といった意味です。