継続企業(ゴーイング・コンサーン)

会社が将来にわたって事業を継続すること。

意味

企業が利潤を上げて社会的役割を果すためには、企業は永続的に事業を続けるという前提が必要であるという考え方を、継続企業(ゴーイング・コンサーン)の概念と呼びます。

大航海時代は航海ごとに投資者を募って、無事に航海を終えたら貿易品を売りさばき、投資者に配当還元や元本を返還したら解散をしていました。株式会社の起源といわれるオランダ東インド会社は、それまでの方法と違い、解散せず永続型であったため、世界初の株式会社と言われるようです。これが継続企業(ゴーイング・コンサーン)の概念のはじまりだと思います。ですので株式会社である以上、永続的に事業を続けるという前提のもと、広く投資者を募って資本を集めることができます。
日本では2003年3月期から、継続企業の前提に関する決算書への注記や、監査法人による監査が始まりました。デフレ不況で大手企業の破綻が相次いで起こった影響と、国際会計基準などに足並みを揃えるためです。(債務超過など企業経営の継続性に懸念がある場合、リスク要因を有価証券報告書に記載する情報提示規程で、欧米では財務情報の一部として定着しています。)その後、2008年のリーマン・ショックで、この継続企業の前提に関する注記は激増しました。 ちなみに、中小企業については、会計指針においても会計要領においても継続企業の前提に関する注記までは要求されていません。

英語

Going concern

豆知識

going は「営業中」という意味です。

concern は「会社」という意味です。

営業中の会社ということで、継続企業と考えるとわかりやすいと思います。