幼稚園のころ、野菜のカブを植えるといちごができると思い込んでいたことがありました。カブを植えるのに、なぜいちごができるのか、こどもながらに不思議でしかたありませんでした。
結論としては、残念なかぶ間違い。
- 蕪(アブラナ科アブラナ属の越年草。代表的な野菜(根菜類)の一つで、別名はカブラ、カブナ、カブラナ、スズナ(鈴菜、菘)など数多い。)
- 株(草本において、根元で枝分かれした茎が多数束になっているようなものを指す。)
母が庭にいちごの株を植えていた際に、「こうやって(いちごの)株を植えると、春にはおいしいいちごができるんだよ。」と教えてもらった時に、株をカブ(蕪)だと思い込んでいました。
株と蕪との勘違いまでいかなくても、小さい頃に思い込んでいたことがあるかと思います。
- 台風一過(台風一家だと思っていました。)
- ヨーロッパ(国名だと思っていました。)
- 波浪警報(ハローだと思っていました。)
- 土用の丑の日(牛だと思っていました。)
- 雰囲気(ふいんきだと思っていました。)
ひとつくらいは当てはまりましたか?
何を言いたかったかというと、実は世の中には、えてしてこのような思い込みが非常に多いということです。
例えば仕事で使っているメール。電話やFAXも使いますが、最近はメールを利用する頻度が高いのではないでしょうか。あなたの送っているメール、ビジネスメールのマナーに気を配っていますか?
メールなどは、企業によって(業種といってもいいかもしれません)だったり、年令によってだったり、違いがはっきりとわかります。
よく、「最近の若者は敬語の使い方が分かってない。」と耳にしますが、じつは「あの会社メールの使い方も知らないのか。」などと言われているかもしれません。
メールの例だと、デジタルに明るい企業から届いたメールを一度見なおしてもいいかもしれません。宛名の書き方、あいさつ、本文、連絡先など、しっかり書かれていると思います。届いたメールを見直すだけなら、すぐにでもできることだと思いますし、お金もかかりませんから。
「デジタルに明るい企業からメールもらったことないよ。」という方は、こちらのホームページを見ても、ためになると思います。
ビジネスメールの教科書 (business-mail.jp)
企業の中に居ると、何気ないことが当たり前になってしまっているケースがすごく多いです。知らず知らずのうちにできた「マイルール」のようなもの。そして内側からはなかなか気がつくことができません。周りを知ることで気がつくことが多いです。
とは言え、自分も固定概念をあまり持たないよう、気をつけていきたいです。
ちなみに、カブ(蕪)はシチューに入れるとおいしいです。そしてボクはいちごが好きです。