退職一時金制度

退職金を一度に支払うのが退職一時金です。

意味

退職一時金の算定方法には、以下の4種類などがあります。

基本給連動型
基本給連動型とは、「算定基礎額×支給率×退職事由別係数」という式で退職金を求めるやり方です。算定基礎額を基本給+手当の一部とし、支給率は勤続年数に比例する場合が多いので、結果として長期勤続者にとっては非常に有利なしくみになります。このようなしくみでは、企業への貢献度ではなく勤続年数が長いだけで多くの退職金がもらえるという従業員間の不公平があることや、労務構成の高年齢化によって退職金の企業財政に占める負担が増加するなどの弊害が顕著になっています。
別テーブル型
別テーブル型とは、基本給とは別に作成した別テーブル基礎額表にもとづいて、「別テーブル基礎額×支給率」という式で退職金を求めるやり方です。
定額型
定額型とは、あらかじめ勤続年数などに応じて、定額の退職金を決めておくやり方です。
ポイント型
ポイント型とは、職能資格等級別に退職金単価と在位1年あたりのポイント数を定め、在籍中の総ポイント数に応じて退職金を決めるやり方です。年齢や勤続年数といった属人的な要素ではなく、本人の職務遂行能力や企業への貢献度に応じて退職金の額が決まるため、従業員の勤労意欲を高める効果がある、と期待されています。

また、賃金上乗せ前払方式といって、退職時に一時期を受け取るか、賞与の支払い時に退職金の一部を前払いとして受け取ることが選択できる制度を導入している企業もあります。